福光周辺2温泉津・福光周辺風景
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 F004−10 福光村田んぼ(レンゲ)  #F004−12,−13 福光村田んぼ
温泉津町福光
温泉津町福光
 撮影C:2007/04/30 温泉津町福光   撮影C:2007/04/30 温泉津町福光 
 F004−6 福光村田んぼの風景  #F004−7 福光村田んぼの風景
 撮影C:2005/05/25 温泉津町福光   撮影C:2005/05/25 温泉津町福光 
 写真の鳥は、代掻き(しろかき)作業を終えた田んぼに飛んできたウミネコです。お目当ては秋から春まで休耕田だった田に発生した水生昆虫やカエルです。海から1Km以上離れた場所ですが、トラクタの音を漁船の音と勘違いするのかトラクタや耕耘機(こううんき)に寄って来るそうです。撮影者によれば、「代掻き時期と子育ての時期が一致するので、毎年の様に来て、機械や人を恐れることなく夢中で虫を食べている」そうです。虫を食べてくれて、良いことばかりではないそうです。植えた苗を「踏んだり、こくったり」するそうです。 代掻き(しろかき):稲の苗を植える前に田に水を張って、土を掘り起こし、植えやすい様に平たく水分の多い粘土状にする作業。
こくったり(こくる):編集者は久々に聞きました。こくるって、何故か5分笑えました。当然異性に愛を告白することではありません。この地方の方言で、こするの意味ではなかったかと思いますが、はっきり分かりません。今度撮影者に聞いておきます。
(辞書にありました:「こく」はこすること、「る」が付くと動作を強調するとありました。黙りこく,黙りこくる,叱りこく,叱りこくるなど)
#F004−14,−16,−18 代掻き後の田んぼ スライド写真  #F004−15,−17,−19 代掻き後の田んぼ
ウミネコ:カモメ科の海鳥で、鳴き声が猫に似ていることから名付けられています。体長は40〜50cm、全体は白地で背と翼が青っぽい灰色です。尾羽と翼の先は黒いです。クチバシは黄色く先に黒と赤の班紋があります。この地に生息するウミネコは沖の蛇島に巣があり、普段は福光海岸で餌をとっています。 チュウサギ(コウノトリ目>サギ科):全長約70cm。胸と背にレース状の飾り羽が見られます。
■チュウサギに似た仲間
×コサギ:全長約60cm。この時期、頭に2本の冠羽(かんう)がある
  背の飾り羽は先で上に曲がる。
?チュウダイサギ:識別が難しい
×ダイサギ:チュウサギに比べ、首や嘴(くちばし)が長く、開いた口の
  口角が眼の後端をはるかに越える。
 撮影C:2008/05/18 温泉津町福光   撮影C:2008/05/18 温泉津町福光 
アマサギ(コウノトリ目>サギ科):全長約50cmの小さなサギです。冬までは頭部と首,背に淡い橙褐色の飾り羽が見られ、冬に頭部の一部を残して真っ白になります。
注:今さらですが、上の写真で曲がっているのは膝ではなく踵(かかと)で、鳥はいつもつま先立ちしている状態です。
 蛙を捕らえたところです。サギなどの野鳥が代掻き(しろかき)をしている所にやって来るのは、水生昆虫やカエルが水面に浮び出て、見つけやすくなるからだそうです。
 F004−2 福光村田んぼの風景(夏)   #F004−3 福光村田んぼの風景(夏) 
 撮影F:2004/07/中旬 温泉津町福光  撮影者の田んぼ  撮影C:2005/08/01 温泉津町福光  撮影者の田んぼ
 今年田植え前に、ここでケラを撮影したそうです。  
 F004  福光村稲刈り風景(福光村風景)  [拡大  F004−1  福光村稲刈り風景(福光村風景) [拡大 
 撮影F:2003/09/20 温泉津町福光  撮影者の田んぼ  撮影F:2003/09/20 温泉津町福光  撮影者の田んぼ
 今日撮影者の稲刈りだったそうです。その風景を送ってきましたので掲載します。採れた量は例年より冷夏のせいで少なかったそうです。右のあぜ道は草がぼうぼうですね、草取りとか草刈りを怠ったのでしょう。そのせいか彼岸花が赤く咲いています。空も青く稲刈り日和の1日だた様です。  右上に大きな灯篭が見えます。福光石でしょうか、来待石でしょうか、最近は、味わいより耐久性で花崗岩のものもあります。私はどちらかというと来待石です。
 F051−6,−8 福光川  #F051−7,−9
 撮影F7:2008/05/05 温泉津町福光  撮影F7:2008/05/05 温泉津町福光
 F051−10,−12   #F051−11,−13 
 撮影F7:2008/05/05 温泉津町福光  撮影F7:2008/05/05 温泉津町福光
 #F051−4 林から国道9号線方向を撮影  #F051−5
 撮影F:2006/01/09 12:50 温泉津町福光  撮影F:2006/01/09 12:50 温泉津町福光
 #F024−13 福光川中流  #F024−14 福光川中流
 撮影C:2006/04/14 福光 林  撮影C:2006/04/14 福光 市


 #F024−55 福光川中流  #F024−56 福光川中流
 撮影DSL−P8:2009/01/13 温泉津町福光 市  撮影DSL−P8:2009/01/13 温泉津町福光 市
 #F024−57,−61 福光川と箱坂川の合流地点 [拡大  #F024−58,−59 福光川と箱坂川の合流地点
 撮影DSL−P8:2009/01/13 温泉津町福光 市,箱坂  撮影DSL−P8:2009/01/13 温泉津町福光 市,箱坂
 写真はめぐみさんから届いたもので、1月13日今期初めての積雪だそうです。撮影された時間帯は午後5時過ぎ、雪あかりで明るく感じます。  この土地は田んぼと記憶していますが、野菜が植えられているみたいですね。何でしょう?、何を作っているのか今度めぐみさんに聞いておきますね。(キャベツだそうです。2009.03.22追記)
 F024−62,64 福光川と箱坂川の合流地点  #F024−63,−65 福光川と箱坂川の合流地点
 撮影DSL−P8:2009/03/21 温泉津町福光 市,箱坂  撮影DSL−P8:2009/03/23 温泉津町福光 市,箱坂
めぐみ:今年は、川に砂がなくて菜の花が少ないです。川の中にたくさんあれば、春らしさが伝わるのに残念です。 めぐみ:キャベツは年に3回収穫でき、K原さんが作られています。いいものだけ、農協に出荷されているそうです。アップ撮って来ました。
 #F009−7 不言城址周辺(見下ろした風景4)  ---
 撮影C:2006/01/06 温泉津町福光   ---
 F015−2 福光川中流 [拡大  #F015−4 福光川中流
 撮影F:2004/03/15 温泉津町福光 福光川中流  撮影C:2006/01/06 温泉津町福光 福光川中流
 護岸工事されていて趣きはありませんが、菜の花が岸沿いに咲いてきれいです。咲いているのは菜種油のよく取れる西洋アブラナの種類と思います。 ■ナノハナ:アブラナ科・アブラナ属
菜の花はアブラナ,ハクサイ,カブラ,コマツナ等の植物の総称で、小さな花弁は4枚の十字形で、色は当然黄色です。一般の大根も花の形は似ていますが色は白や薄紫色で、菜の花とは呼ばれません。
 F009−5 不言城址周辺(見下ろした風景2) 拡大  F009−6 不言城址周辺(見下ろした風景3) 拡大
 撮影C:2005/05/04 温泉津町福光   撮影F:2004/12/05 温泉津町福光 
 左の山が不言城址のある山になります。中央下に茶色い屋根瓦が見えますが楞厳寺(りょうごんじ)というお寺です。こちら側から登ると近いですが、急斜面のため、山の後ろ側にある登山道から登ります。
 右から中央に流れる川が2級河川の福光川で、左から合流する川が支流の箱坂川(はこざかがわ)になります。撮影者はこの合流地点を「ブルダグチ」といっていました。福光川は温泉津町飯原(はんばら)の三子山(みつごやま)を源流に、上村を流れ、箱坂を流れる箱坂川と合流して、市,林,森分を流れ、白谷から流れる小さな川と合流して、湊地区を流れ、福光海岸の西端に注いでいます。
ブルダグチ:古宅地,ブル出口,ブル脱口、「ブルダグチ」って何?。撮影者に確認したところ、意味も、漢字も分からないそうです。たしか直ぐそばに「水じんわ」,「水源地」という場所もあったと記憶しています。
ウリダブチ:地元の平田さんから重要な情報が提供されました。お婆さんから聞いたことだそうですが、昔ここで瓜を洗った何かの伝説があり、瓜ダブチと呼ばれていたそうです。
 F054 水神岩(すいじんいわ)  #F054−1 弘法の井戸(こうぼうのいど)
 撮影DSL−P8:2006/06/30 温泉津町福光 市  撮影DSL−P8:2006/06/30 温泉津町福光 市
めぐみさんから送られてきた写真とメール
■ブルダグチ:「湯の原のおばさんに聞いたら、”瓜陀渕”(うりだぶち)が正解だそうです。上村から流れる川と箱坂の奥から流れてくる川の合流点です。ここは、すり鉢状になっていてかなり深かったです。えんこ(かっぱ)のでるうわさもあったとか(笑)
 それと”水神岩”(すいじんいわ)を撮りました。ここは、もう少ししたら人工のものに変り、なくなるところです。無患子(むくろじゅ)が反対側に繁っています。羽根突きの羽根の頭の黒い玉が、できる木です。」


無患子(むくろじ/むくろじゅ):ムクロジ科>ムクロジ属
 山地に生える15〜20mの落葉高木です。果実は2cmぐらいの丸い形で、秋に透明感のある黄褐色になります。果実の種は球形で、成熟した過程で、コロコロ動き黒色をしています。羽根突きの羽の玉や、数珠に利用されたそうです。またムクロジの樹皮裏にはサポニンが多く含まれ、泡立ちがよく、昔の庶民はこれを利用して石鹸やシャンプーの変わりにしたそうです。無患子には子供が病気を患(わずら)うことが無いという意味があり、羽根突きも羽を蚊を食べるトンボに見たてて、病気を払う意味があるそうです。(蚊はすでに室町時代から病気を媒介するとされていました。)
めぐみさんから送られてきた写真とメール
弘法の井戸:「うちは昔、よくここでスイカを冷やしたものでした。池は年中温度が変らないので、冬は暖かく夏は冷たいです。(はえ)やフナがたくさんいますよ。」


(はえ):この地ではオイカワの♀やカワムツの♀など魚体に赤や青緑の色のないものをハエとか鮠(ハヤ)と呼んでいます。国語辞書でハエやハヤは関西ではオイカワの別名,関東ではウグイの別名とあります。混乱するといけませんので、この地に昔生息していたコイ科の魚の正式名を上げておきます。
1.オイカワ:♂に特徴があり、繁殖期に鮮やかな青緑の斑がでて、顎当たりに白い突起が表れる。斑はサケ科に見られるパーマークに似る
2.カワムツ:♂♀魚体側面に褐色した帯がある。♂は繁殖期に顎からお腹が赤くなり、♂は口の周りにブツブツ突起がある。
3.ウグイ:アユのウロコを少し大きくした感じの魚。繁殖期に黄色から橙の3本の縦縞が表れる。福光川では少ない種でイダと呼ばれていた
4.ギンブナ:銀色のフナ
5.キンブナ:黄色味のあるフナ
現在の生息状況は分かりません。
 F009 不言城址(ふげんじょうし)  F009−1 不言城址 (番所跡)
 撮影C:2004/08/05 温泉津町福光   撮影C:2004/08/05 温泉津町福光 番所跡 
 不言城址はこの山の頂上にあります。1580〜1581年頃、石見銀山をめぐる戦いの場所となった不言城跡です。鳥取城で豊臣秀吉と戦って敗れた、毛利一族の武将吉川経家の居城(きょじょう)として知られています。別名福光城といいます。築いたのは経家の父である吉川経安で、1560年〜70年頃築城されたそうです。
■城址(じょうし),城趾(じょうし):同じ意味で城跡(しろあと)のこと。
居城(きょじょう):領主が普段住んで生活している城
経安公墓所(けいあん こう ぼしょ)
石垣しか残っていない様です。風景も殺風景ですが、ここには沢山の桜の木が植えられていたと思います。今度春に満開の桜を撮影してもらいます。
 F009−2 不言城址 (三の丸跡)  F009−3 不言城址 (登り途中の石窟
 撮影C:2004/08/05 温泉津町福光 三の丸跡  撮影C:2004/08/05 温泉津町福光 不言城登り口
 三の丸跡だそうです。三の丸とは二の丸を囲む外郭(がいかく・そとぐるわ)のことだそうです。中心には本丸があり、「丸」とは形が四角くても本丸を中心に周囲を囲むことから付いている様です。インターネトで大きな城を調べた結果、本丸を中心に一の丸〜九の丸までありました。  この様に岩を掘って作ったものは祠(ほこら)とはいわないそうです。祠は神をまつる小さい社(屋代:やしろ)のことで、地を清めてそこに建てられた建造物をいうそうです。写真は石窟(せっくつ)とか岩窟(がんくつ)といい、大きな石窟ではバーミヤン石窟が有名でした。
 F048 浄光寺  #F048−1 浄光寺から周辺を撮影
 撮影C:2006/01/01 温泉津町福光市 浄光寺   撮影C:2006/01/01 温泉津町福光市 
 F048−2 浄光寺  F048−3 浄光寺 (吉川和泉守経安公墓所)
 撮影C:2006/01/01 温泉津町福光市 浄光寺  撮影C:2006/01/01 温泉津町福光市 
名所案内板には以下のことが書かれています。
■浄光寺(じょうこうじ)
 宗名:浄土宗(じょうどしゅう)
 寺号:瑠璃光山(るりこうさん) 瑞感院(ずいかんいん) 浄光寺
 本尊:阿弥陀如来(あみだにょらい)
 浄光寺は、福光の不言城主、吉川和泉守経安が永禄2年(1599)7月10日に死去した奥方を、浄光寺墓地に埋葬されたのをご縁に、吉川
家の菩提寺として創建され、当初は、経安の守護佛、薬師瑠璃光如来を本尊として安置した。浄光寺の山号を瑠璃光山とする所似である。
 その後、延宝5年(1677)浄光寺5世円道上人の代に薬師堂を建立し、薬師如来を遷座し、ご開帳佛とした。
 現在の本尊は、阿弥陀如来である。境内墓地に吉川経安及び奥方の墓碑がある。
吉川和泉守経安公墓所(きっかわいずみのかみつねやす こう ぼしょ)
■吉川経安(きっかわ つねやす):2006.01.11名前訂正
1560年〜70年頃、不言城を築城した城主。
薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい):薬師如来のこと。
山号(さんごう):お寺の名前の前に付いている称号。昔はお寺が山に建てられることが多く、その山の名前で呼ばれていた名残り。
ex比叡山(ひえいざん)延暦寺(えんりゃくじ)などが有名。
寺号(じごう):お寺の名前。
遷座(せんざ):神仏の座を他の場所に移すこと。
所似(ゆえん):いわれ,わけ,理由。
 F050,−5 楞厳寺 楞厳寺(りょうごんじ)  #F050−1,−2 楞厳寺 (福光小三郎兼久公菩提所)
 撮影S10:2011/08/12 温泉津町福光 楞厳寺  撮影F:2006/01/09 13:41 温泉津町福光 楞厳寺
 楞厳寺(りょうごんじ):石見観音札所32番に指定されています。
また石見銀山天領七福神霊場の七箇所の一つとして、布袋尊(ほていそん)が祀(まつ)られています。
布袋尊:中国では唐時代の終りに、上半身裸でぷっくりお腹を出し市中を占って回っていた禅僧として知られています。日本では弥勒(あみだ)様の化身とされ、七福神の一人で、福徳円満の神とされています。
看板の内容: 福光城(不言城)址
戦国時代、不言城は福屋氏、福光氏と主を変え、永禄2年(1559)には吉川経安が井田殿村城から移って居城とする。天正9年(1581)、羽柴秀吉の鳥取城攻めに対抗し、毛利方は時の不言城城主吉川経家を鳥取城に派遣、これを守備させるが秀吉得意の兵糧攻めにあい開城。10月25日、経家は城兵の身代わりとして自刃した。経家はその遺書の中で「日本二つの御弓矢(織田氏と毛利氏)の衝突の中で切腹するのは末代までの名誉だ」と記している。

箱坂
 F116 湯の原温泉の源泉 ゆのはら温泉  #F116−1 湯の原温泉の源泉
 撮影S10:2009/06/25 温泉津町福光  撮影S10:2009/06/25 温泉津町福光
 現在、入浴などの営業を休止されています。温泉は捨てておられるようなので、汲むことはできると思いますが、許可が必要です。 成分:
効能:
 #F116−3 湯の原温泉  #F116−5 湯の原温泉
 撮影S10:2009/06/25 温泉津町福光  撮影S10:2009/06/25 温泉津町福光
 F003 福光川支流(箱坂川)  #F003−2 箱坂周辺
 撮影F:2003/08/25 温泉津町福光 福光川支流  撮影F:2006/01/09 13:52 温泉津町福光 箱坂
 今年秋頃ここで魚釣りをします。初心者ですので釣れるかどうか分かりません。釣れましたらこのホームページで紹介したいと思います。最近は上流の方にも工場が建ち川も汚れているそうです。  この道を220m行くと、左に「老人ホーム湯の郷苑(ゆのごうえん)」があります。
注:家が大きく写ってしまいましたので、少しぼかしてあります。
 F032−3 箱坂周辺 老人ホーム「湯の郷苑」案内看板  ---
 撮影F:2006/01/09 13:50 温泉津町福光 箱坂  ---


【福光周辺地図】
          
        
 
地図1 [石材業][石見福光駅][国道9号線 地図2 [都合浜][釜野浜][福光海水浴場] 


岩石の資料
◆注意していること
 1.個人の住宅が風景に写った場合、写真全体の0.7%以下としています。(スーパー,店,旅館,民宿,公共施設などは除く)
 2.写真が規制されている名所の場合は、撮影及び掲載可能か確認をして掲載しています。
撮影:又は撮影F:FUJIFILM FinePix−F410, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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