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西部1 浜田市> 石見海浜公園,石見畳ヶ浦,小国川 ,,,江津市一部>石見海浜公園
西部2 益田市> 匹見峡,美濃地屋敷,双川峡,,,鹿足郡>
 
県立石見海浜公園
 F021 県立石見海浜公園内の海岸拡大1][拡大2  #F021−3 県立石見海浜公園内の海岸
 撮影C:2004/06/23 江津市波子町 石見海浜公園 大崎鼻  撮影C:2004/06/23 江津市波子町 石見海浜公園 大崎鼻
 撮影日は曇っていて霞んでいたそうです。[拡大2]の灯台は大崎鼻灯台といいます。編集者は2003年の8月に灯台まで行きましたが、上りを15分ぐらい歩きますので、灯台まで来る人はいませんでした。沢山の桜の木が植えられ、それらの木々のあちこちにニイニイゼミが付いていて、ニイニイゼミだらけで驚いたことを記憶しています。 ■県立石見海浜公園は江津市と浜田市の中間位にあります。東の大崎鼻、西の赤鼻と呼ばれる岩礁に挟まれた3.5Kmの砂浜と、キャンプ場をメインとした公園の様です。夏は海水浴とか、キャンプ、オートキャンプの人でにぎわうそうです。近くに海洋館があり、シロイルカ(ベルーガ スナメリ2007.01.20訂正)のショーが人気だそうです。
注:浜田市長浜町にある大崎鼻,赤島鼻、また温泉津町の大崎鼻と別です。大崎鼻:江津市敬川町と波子町の間,赤鼻:浜田市国分町
 #F021−2,−2a 県立石見海浜公園内の海岸 [拡大  #F021−4,−4b 県立石見海浜公園内の海岸 [拡大
撮影F7:2006/08/13 江津市敬川町 石見海浜公園(大崎鼻) 撮影F7:2006/08/13 江津市敬川町 石見海浜公園(大崎鼻)
 大崎鼻から敬川(うやがわ),都野津(つのづ)方向を撮影  大崎鼻から波子海岸(はしかいがん)を撮影
 白いモニュメントはしまね海洋館アクアスのシンボルタワーです。
 #FG05−5 石見大崎鼻灯台 [拡大][詳細  #FG05−2 石見大崎鼻灯台 拡大
 撮影F7:2006/08/13 浜田市国分町 石見海浜公園  撮影F7:2006/08/13 浜田市国分町 石見海浜公園
 F021−5,−6 県立石見海浜公園内の海岸  #F021−7,−8 県立石見海浜公園内の海岸
 撮影C:2005/06/15 浜田市国分町 石見海浜公園  撮影C:2005/06/15 浜田市国分町 石見海浜公園
 石見海浜公園内から石見畳ヶ浦全体を撮影した写真です。  


石見畳ヶ浦(浜田海岸県立自然公園)石見畳ヶ浦詳細
 F025−1 石見畳ヶ浦(海食台) 拡大  #F025−2 石見畳ヶ浦(海食台)
 撮影C:2004/10/25 浜田市国分町唐鐘海岸 石見畳ヶ浦(いわみたたみがうら)
 この海岸の広さは約49,000u、東京ドーム(46,755u)より少し広いです。写真で見えている全てが砂岩や礫岩(れきがん)などの岩盤が、波によって平たんに削られた海食台です。この海岸は別名「千畳敷(せんじょうじき)」とよばれ、節理によって一定間隔に亀裂が走り、畳を敷き詰めた様に見えることから呼ばれています。ぽこぽこ椅子の様な丸い石が直線的に並んでいるのが見えます。団塊(だんかい/ノジュール)といい、波の浸食によってできたものです。海水面の波の侵食ではなく海水中で侵食された岩盤が、明治頃の地震によって岩盤全体が隆起したのだそうです。 海食台(かいしょくだい):海食崖(かいしょくがい)の下にあり海水面近くの海底が海水中の波の侵食作用で、平たく削られたなだらかな斜面をいい、海食棚ともいうそうです。また水面近くの波によって削られてできた波食台(はしょくだい)または波食棚を含めて海食台ということがあるそうです。
節理(せつり):マグマがゆっくり冷却されて固まるとき、温度差に伴う体積の減少変化に差ができ、その差が大きい部分に割れ目が出来るそうで、この割れ目を節理というそうです。火山からマグマが噴出して斜面を流れた様な場合、外の表面と内部で温度こう配を生じ、温度こう配の低い外側から固まるわけですが、ある温度差ごとと、冷え固まる経過時間と、岩石の質によって体積の減少率が変わり、割れ目となる様です。よってこの様に冷えた岩石(安山岩)は、板状の節理になるそうです。またマグマがゆっくり冷える環境で、場所と冷えて行く方向が違うと玄武岩と安山岩は柱状節理に、花崗岩は方状節理になるそうです。
 畳ヶ浦の場合は、砂岩のような堆積岩大地が、動くことによって生じた節理と考えられています。
 F025−3 石見畳ヶ浦の団塊(ノジュール) [拡大  #F025−4 団塊(ノジュール)が直線的に一列に並んでいる理由
 撮影C:2004/10/25 浜田市国分町唐鐘海岸 石見畳ヶ浦(いわみたたみがうら)
団塊(だんかい)/ノジュール:堆積岩にできる硬い塊(かたま)り。硬くなる理由は色々あるそうですが、石見畳ヶ浦の場合は、貝殻などが海水の流れの作用で海底に部分的に集まり、長い年月の間に貝殻から溶け出た炭酸カルシウムが、周りの砂岩を硬くしたのだそうです。よって波の侵食に弱い砂岩層の砂やれきが削られ、炭酸カルシウムを含んだ硬い砂岩がぽこぽこ残ったそうです。当然ノジュールの中には沢山の貝化石が見られます。  石見畳ヶ浦のノジュールは11列で構成されているそうです。列は湾曲していますが部分的に直線的で1列に並んでいます。不思議なので調べてみました。1500万年前の海底で、貝殻が部分的に集まった砂の地層と含まないない砂の地層が交互に堆積したのだそうです。海底の砂は海水の重みとその上にある砂の重みから圧力を受け砂岩になります。その後地殻変動で地層がずれ、水平だった層が斜めに傾き、垂直面が上からも見える様になりす。上の図の様に垂直面が90度近くずれてはいませんが、ある程度の角度でずれれば垂直面は見えます。後は波が平らに削り、今の1列に延びたノジュールになったということです。
 #F025−19 貝化石  #F025−20 貝化石
 撮影C:2007/01/20 浜田市国分町 石見畳ヶ浦  撮影C:2007/01/20 浜田市国分町 石見畳ヶ浦
 F025−5 石見畳ヶ浦(海食洞)  F025−6 石見畳ヶ浦(海食崖)
 撮影C:2004/10/25 浜田市国分町唐鐘海岸 石見畳ヶ浦(いわみたたみがうら)
 岩のブツブツ、これも理由がありそうです。ブツブツに見える石は丸みがあり、大きさに統一性はありません。資料がないのではっきりしたことは分かりませんが、海岸や海底でできた石ではなく河川から流れて堆積した石に見えます。角が取れて丸いところが河川下流域の石にそっくりです。川から運ばれた石と砂が圧縮された礫岩(れきがん)の粒の大きいバージョンといった感じです。今後分かり次第追記します。
 ここは長い洞穴になっていて途中に賽の河原(さいのかわら)という所があり、お地蔵様が(まつ)られ置かれているそうです。丸い河原の石が積まれた様に見えることから、昔の人が信仰心で賽の河原としたのだと思います。
地蔵(じぞう):地蔵菩薩の略、阿弥陀仏(あみだぶつ)の分身。
祀る=祭る(まつる):神と仏の違いに関して理解していないと、祀る(祭る)とは簡単に書けない様です。只今調べ中です。
 形はかっこいいですがブツブツが?
■海食崖(かいしょくがい):上の写真の全体は海底で、海水中の波の作用で垂直に削られ、隆起したタイプと思います。しかし穴近くの部分は水面の波で削られ、弱い部分が後から崩れたようにも見えます。この部分に関しては波食崖というのかもしれません。
■海食洞(かいしょくどう):海水面の波の浸食作用によって弱い部分が削られ、小さい穴から上が崩れ、大きな洞窟になったタイプと思います。
■海食崖,海食台,海食棚(海水中の波の浸食作用、また全体含む)
  波食崖,波食台,波食棚(海水面の波の侵食作用)
  波蝕崖,波蝕台(あまり使われていない)
  海食段丘,海食洞(その他)


唐鐘漁港
 #F106−1,−3 唐鐘漁協  #F106−2,−4 漁港左側
 撮影F7:2004/01/20 浜田市国分町唐鐘漁港  撮影F7:2004/01/20 浜田市国分町唐鐘漁港
■唐鐘漁港(とうがねぎょこう):県立公園地域に位置する漁港で、北に石見海浜公園石見畳ヶ浦、南西に国府海水浴場が隣接しています。本県の水産物の物流拠点になっている浜田漁港に近い漁港です。  


石見神楽石見神楽詳細
 #FK07a,FK22 大尾谷社中 上:恵比須,下:大蛇 [拡大  #FK20−1 大尾谷社中 大蛇(おろち) 
撮影C:2005/09/ 浜田市宇野町 大尾谷社中 石見神楽   撮影C:2005/09/ 浜田市宇野町 大尾谷社中


金城町
 F014 渓流小国川(冬)
 F014−1 渓流小国川(秋) [拡大
 撮影F:2004/01/18 浜田市金城町 小国川   撮影F:2004/11/01 浜田市金城町 小国川 
 山女(やまめ)の釣れる渓流だそうです。3月に解禁になるそうですが、雪もあり食いも良くないそうです。本格的な釣りは、4月頃からでしょうか。漁期は3月1日〜8月31日で、周布川漁協(すふがわぎょきょう)が管理していて、山女の放流をしているそうです。
'2005.10.01 住所修正 旧住所:那賀郡 新住所:浜田市
■小国川(おぐにがわ):東北の青森,岩手,山形にそれぞれ小国川があります。山形県では釣りのできる川として有名です。島根県の浜田市(はまだし)金城町(かなぎちょう)にも有名ではありませんが同じ名の川があります。地図で調べると小さな川で、周布川(すふがわ)水系にあり2級河川の周布川の支流の様です。この川も渓流釣りのできる川として、この地域では知られています。


山女の資料
◆山女(やまめ),甘子(あまご),岩魚(いわな)
 ヤマメ,アマゴ,イワナは同じサケ科の淡水魚で、サケ科の特徴であるアブラビレがあり、形も見た目も同じ様に見えます。特にヤマメとアマゴはもともと同じ亜種で、地域的変異によって区別され、良く似ています。食べるものは、水生昆虫,水面に落ちた虫,小魚などです。分布は人為的放流のため区別しにくくなっているそうです。またこれにより、ヤマメとアマゴの区別のつかない中間的種が増えているそうです。
名前 成魚の大きさ 特徴 分布 同じ種で海に下って産卵時に遡上するもの
ヤマメ 30cm前後 側面にパーマークと呼ばれる青緑色の班紋が並ぶ。背に褐色点が点在する。 神奈川より東の太平洋側と日本海側全域。 サクラマス:50〜60cm
1年海で生活、4〜5年で成魚
アマゴ 25cm前後 側面にパーマークと呼ばれる青色の班紋が並ぶ。側面一列に朱色の点が並ぶ。 神奈川以西の太平洋側 サツキマス:30〜40cm
半年海で生活、2〜3年で成魚
イワナ
 イワナ属
30〜40cm 魚体上部全体に黄白の着色斑点がある。胸ビレの縁が白い。冷たい水を好み、標高600〜1500mの高地に生息する。 関東以北,以西でも非常に冷たい水(10℃前後)の流れる川 アメマス:60〜70cm
何度か海に下る。1回の産卵で死なない。
アブラビレ:サケ科の魚に見られる背ビレと尾ビレの間にある小さなヒレをいう。サケ科のサケ,マス,アユやワカサギにも見られる。
遡上・溯上
(そじょう):流れをさかのぼっていくこと。サケ科の魚で使う遡上とは産卵を目的として上流に移動することをいう。
パーマーク(Parr Mark):サケ・マス科に見られる楕円の褐色班紋(鮭亜科幼魚班紋)。 Parr:海に下る前の鮭(さけ)の幼魚 Mark:印、斑点
   


◆注意していること
 1.個人の住宅が風景に写った場合、写真全体の0.7%以下としています。(デパート,ホテル,旅館,公共施設などは除く)
 2.写真が規制されている名所の場合は、撮影及び掲載可能か確認をして掲載しています。
撮影:又は撮影F:FUJIFILM FinePix−F410, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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