島根県の滝(県東部) 県西部の滝  県中部の滝  Fukutomi design office 元に戻る TOP
 
御手洗の滝
 #F093,−2 撮影C:2007/10/10  #F093−1,−3,−4 撮影C:2007/10/10
 #F093−5 撮影C:2007/10/10  #F093−6 撮影C:2007/10/10
■御手洗の滝(みたらいのたき):島根町加賀の澄水川上流にかかる滝で、水量のある勇壮な滝ではなく、雨が降っているような滝です。変わった名ですが言い伝えがあります。昔神様が手を洗うところを村人が見て呼ぶようになったとか、弘法大師がこの場所で手を洗って身を清めたなどの言い伝えがあります。       まつえ  しまね  かか
■住所:松江市島根町加賀 別所  澄水川(しみずがわ)上流
■島根の名水百選(U.ふるさとの滝) 第34番
■総落差:30m


龍頭ヶ滝龍頭が滝龍頭ヶ滝
 #F088−2 撮影C:2007/08/28 雄滝(おだき)  #F088−3 撮影C:2007/08/28 雌滝(めだき)
 #F088−4 撮影C:2007/08/28 雄滝 [拡大  #F087−5 撮影C:2007/08/28 雌滝
 #F088−6 撮影C:2007/08/28 雄滝(裏見の滝)  龍頭ヶ滝龍頭が滝(りゅうずがたき)
 雲南市掛合町と簸川郡佐田町の境にそびえる名峰鳥屋ヶ丸を源流とする、滝谷川上流に竜頭ヶ滝はあります。石英安山岩の壁を流れ落ちる落差40mの雄滝と、30mの雌滝があり、中国地方で唯一の名瀑といわれています。雄滝の裏側には百畳敷と呼ばれる滝観音が祀られた洞窟があり、水の落ちる様子を裏側からも見ることができます。別名「裏見の滝」と呼ばれ、自然がつくり出す雄大な情景を、目にすることができます。

■住所:雲南市掛合町松笠(うんなんし・かけやちょう・まつかさ)
     滝谷川上流
鳥屋ヶ丸(とやがまる):標高686m
■日本の滝百選に認定されています。 第72番
■島根の名水百選(U.ふるさとの滝) 第40番
■雄滝:落差40m,1段
雌滝:総落差30m,4段以上の段数があるそうです。


八重滝八重滝
 #F089−1 撮影C:2007/08/28 猿飛滝  #F089−2 撮影C:2007/08/28 滝尻滝
 #F089−5 撮影C:2007/08/28 河鹿滝  #F089−7 5 撮影C:2007/08/28 姥滝
 #F089−13 撮影C:2007/08/28 上:八汐滝、下:八塩滝  #F089−14 撮影C:2007/08/28 上:八汐滝、下:八塩滝
 #F089−6 撮影C:2007/08/28 姫滝  #F089−8 撮影C:2007/08/28 八重滝案内板
八重滝(やえだき):三刀屋川に注ぐ支流民谷川入り口から1Km遡上し、そこから1.5Kmの渓谷沿いに、八重滝群は連続しています。下流から猿飛滝,滝尻滝,紅葉滝,河鹿滝,姥滝,姫滝,八塩滝,八汐滝の順に並びます。八汐滝と八塩滝が奥に控える大きな滝で、二段になり、上の一の滝を八汐滝、下のニの滝を八塩滝と呼ぶそうです。

1.猿飛滝(さるとびだき)
2.滝尻滝(たきじりだき)
3.紅葉滝(もみじだき)
4.河鹿滝(かじかだき)
5.姥滝(うばだき)
6.姫滝(ひめだき)
7.八塩滝(やしおだき)
8.八汐滝(やしおだき) 


雲見雲見の滝
 #F091,−1 撮影C:2007/08/28 雄滝  #F091−2,−3 撮影C:2007/08/28 屏風岩
 #F091−5 撮影C:2007/08/28 滝そばの案内板  #F091−6 撮影C:2007/08/28 滝そばの説明板
雲見滝(くもみのたき):雲見滝は大昔滝に住む龍が天に昇ろうと、岩の上で雲の通るのを待ちこがれて空を見上げていたということから名前がついたという。滝神さまは昔から特に腰から下の諸病におかげがあるといわれ、大正11年9月にはお礼として「水受け」を設置した方があった。また滝坂坊主の出るという話もあり、夕暮れ時など道行く人々にを怖気と興味をいだかせていた。地区では毎年7月第一日曜日に豊作と健康を祈って滝開きの祭りを行っている。 ■天然記念物 雲見の滝(昭和三十三年八月一日 県指定第一号)
 この地方は一般に花崗岩地帯で、花崗岩の断層面と立方状節理の発達した岩壁上にかかるこの滝は、雄雌の二瀑からなっている。
 雄滝は東西の節理面かかり高さ三○メートル、雌滝はその直下にあり、南北の節理面にかかり、高さは少し劣り雄滝と九十度の角度で方向を異にしている。雌滝の下流の右岸に高さ一○○メートル、巾一五○メートルの「屏風岩」と称する大絶壁がある。これも花崗岩の直立節理によって生じたもので、瀑布と共に節理と水蝕との関係を明確に示している。
島根県教育委員会,三刀屋町教育委員会 昭和五十一年三月


赤馬赤羽滝
 #F092 撮影C:2007/08/28   #F092−1 撮影C:2007/08/28 
 #F092−3,−5 撮影C:2007/08/28   #F092−4,−6 撮影C:2007/08/28 
 #F092−7 撮影C:2007/08/28  #F092−8 撮影C:2007/08/28 赤馬滝観音
 #F092−2 撮影C:2007/08/28 赤馬滝の由来説明板  由来説明板内容
赤馬滝赤羽滝(あかばたき)の由来  
 伊矢谷川付近は粗大な節理面を有する硬軟の黒雲母花崗岩で構成され、川は角谷川本流を侵食基準面として合流点より約二百米上流迄を侵食し去った。この部分は小峡谷で河床は急勾配をなして川瀬の水が疾走する急湍(きゅうたん)となり、硬岩の部分で遷急点(せんきゅうてん)となった。この部分は縦の節理面が先に崩壊し横の節理面が河水の浸食に抵抗して、水が約二十米落下する滝を形成した。
 この滝には次のような伝説がある。爐が隆盛を極めていた幕末の頃其処出た銑鉄生温順利口な子連れの赤羽(赤毛)の牝牛が伊矢谷を経て高原までの道を牛追い人なしで運搬するのを日課としていた。或時(あるとき)この母牛の後ろに隨(したが)っていた子牛が足を踏み外して滝壷に転落して死んだので母牛は悲しみの余り子牛の後を追って身を投じ水底深く沈んでいったが角のみは折れて宇津井迄流れていた。以里人はこの滝を赤馬(赤羽)滝、川を角谷川と云うようになった。
 昭和初期になって滝の傍(かたわ)らに馬頭観音を勧請(かんじょう)して伝説の主の霊を弔(とむら)うようになった。
邑南町教育委員会 昭和55年6月

資料
■島根県名水百選
■島根県河川名

■名勝滝Wikipedia:日本の滝百選日本の滝百選(島根県2箇所)
  71番.Wikipedia:壇鏡の滝壇鏡の滝    隠岐の島町
  72番.Wikipedia:龍頭八重滝龍頭八重滝   出雲市掛合町
 
赤馬滝説明板補足
爐が隆盛を極めていた幕末の頃其処出耒た銑鉄生来温順利口な

爐(ロ,いろり), 其処(そのところ), 出耒た(できた)
銑鉄(せんてつ/ずくてつ):鉄鉱石を炉で溶かし還元して作った鉄、珪素や硫黄が混じりもろい。製鋼品や鋳物などの材料に使われる。
生来(せいらい):生まれつき, 温順(おんじゅん):大人しい
生まれつき大人しく利口な

急湍(きゅうたん):流れの速い瀬
遷急点(せんきゅうてん):急に移り変わる点(辞書にありません)
勧請(かんじょう):神仏に祈り願って、この場所に来てもらうこと

名称/別名 個別名 詳細 住所/河川名 その他
みたらいのたき
御手洗の滝
--- 総落差約30m まつえ  しまね  かか
松江市島根町加賀 別所
澄水川(しみずがわ)上流
島根の名水百選 第34番
りゅうずがたき
龍頭ヶ滝/竜頭が滝
おだき
雄滝

めだき
雌滝
総落差約40m,別名:裏見の滝

総落差約30m,4段以上
うんなんし・かけやちょう・まつかさ
雲南市掛合町松笠
三刀屋川>松笠川>滝谷川
竜頭八重滝県立自然公園
日本の滝百選認定 第72番
島根の名水百選 第40番
やえだき
八重滝
さるとびだき
猿飛滝

たきじりだき
滝尻滝

もみじだき
紅葉滝

かじかだき
河鹿滝

うばだき
姥滝

ひめだき
姫滝

やしおだき
八塩滝

やしおだき
八汐滝
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
  
うんなんし・かけやちょう・いるま
雲南市掛合町入間
三刀屋川>民谷川
竜頭八重滝県立自然公園
日本の滝百選認定 第72番
島根の名水百選 第41番
くもみのたき
雲見滝/雲見の滝
おだき
雄滝

めだき
雌滝

びょうぶいわ
屏風岩

総落差約30m


総落差約20m


総落差約100m,巾約150m
うんなんし・みとやちょう・たくわ
雲南市三刀屋町多久和
斐伊川>飯石川
県指定の天然記念物 第1号
島根の名水百選 第38番
あかばたき
赤馬滝/赤羽滝
--- 総落差約20m おおちぐん・おおなんちょう・ふせ
邑智郡邑南町布施
/角谷川
島根の名水百選 第42番


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