太鼓谷稲成神社 (島根県西部の名所) Fukutomi design office 元に戻る TOP画面
太鼓谷稲荷神社城山の千本鳥居をくぐって長い表参道を登り続けると、絢爛で大きな稲荷神社があります。こちらは太鼓谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)と呼ばれる、日本五大稲荷神社の一社です。商売繁盛、開運厄除の神が祀られていて、安永2年(1773)に京都の伏見稲荷大社から斎き祀ったのが始まりだそうです。 住所:〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田409
地図:Google

斎き祀る/斎祀る(いつきまつる):穢れなき者が、神様の霊とか魂と呼ばれるもに、穏やかに留まってもらうことを願い奉仕すること。
日本五大稲荷 関連ページ:津和野の町

撮影:20009.06.20
 #F120−60,−60a〜60c,−62b 上:大鳥居 下:神門  #F120−61,−61b〜61d,−62 千本鳥居が並ぶ表参道
 #F120−63,−64 上:境内 中:本殿  #F120−63b,−65 上:本殿 中:拝殿
 #F120−80 拝殿のお供え物  #F120−81 本坪鈴(ガラガラ)と賽銭箱
 ( ̄◇ ̄;)エッ、本当に油揚げが供えてありますね。狐は稲荷神社祭神の使いとされていますから、好物の油揚げを供えるようです。  どれも経木(きょうぎ)に包まれた油揚げで、神社近くの豆腐屋で購入するのでしょうか?コンビニの稲荷寿司はダメなのでしょうか?
#F120−82,−83,−84 上:元宮 中:神礼授与所 下:社務所  #F120−85,−86,−87 上:神門の裏 下:駐車場
   神社の近くに駐車場があり、わざわざ1000本鳥居をくぐって表参道を登らなくても良いようです。
 F120−66,−67 茅輪  #F120−68,−69 茅輪くぐり
♪音声 茅輪くぐりは、主に日本の夏に流行しやすい疫病を祓(はら)う、神社が営む神事です。夏前の6月末頃行われ、半年間の罪やけがれを祓い、残り半年の無病息災を祈願します。茅輪のくぐり方が記されていましたので、私もくぐって見ました。最初に茅輪をくぐって左に廻り、再度くぐって右廻りし、最後にもう一度くぐって真直ぐ進んで、本殿で拝むようです。よって、くぐるのは合計3回になります。私は漠然とくぐってしまいましたが、「神様、千年生きれる命を分けて下さい」というようなを唱えてくぐるのが正式のようです。 茅輪(ちのわ):陰暦6月晦日に神に祈願してけがれを清め、災厄を除き去る神事に使われるもので、チガヤまたはワラを束ねて巻いた輪のこと。輪をくぐると病や災いを祓(はら)うと言われている。火の輪,鍾馗の輪と呼ばれることもある。
チガヤ:イネ科の多年草。根茎は漢方の利尿薬や止血薬。Google画像検索:チガヤ
夏越の祓(なごしのはらえ)≒茅輪くぐり
茅輪をくぐる時に唱える歌(拾遺和歌集)
 「水無月の 夏越の祓する人は 千歳の齢 延ぶというなり」
  みなづきの なごしのはらえするひとは ちとせのよわい のぶというなり

資料
日本五大稲荷
 Wikipedia:伏見稲荷大社伏見稲荷大社  京都市伏見区
 Wikipedia:笠間稲荷神社笠間稲荷神社  茨城県笠間市
 Wikipedia:竹駒神社竹駒神社     宮城県岩沼市
 Wikipedia:竹駒神社祐徳稲荷神社  佐賀県鹿島市
 Wikipedia:太皷谷稲成神社太皷谷稲成神社 島根県津和野町
 


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