福島原発事故まとめ-3  2011年09月分 福島原発事故初期 3-8月 10月 現状
■福島第一原発(沸騰水型軽水炉) 1号機(46万KW) 2号機(78.4万KW) 3号機(78.4万KW) 4号機(78.4万KW) 5号機(78.4万KW) 6号機(110万KW)
BWR-3 1971/3 Mark-1 GE BWR-4 1974/7 Mark-1 GE,東芝 BWR-4 1976/3 Mark-1 東芝 BWR-4 1978/10 Mark-1 日立 BWR-4 1978/4 Mark-1 東芝 BWR-5 1979/10 Mark-2 GE,東芝
計測日時
原子炉温度 給水ノズル温度
原子炉温度 圧力容器下部温度
原子炉圧力
格納容器D/W圧力
使用済燃料プール温度
原子炉注水流量
※大気圧: 0.1013MPa
新たに計器を仮設置
計器校正済み
計器不良
◆10/03am11 計測値 単位
? 74.9
77.0
A 0.114 MPa
  0.123 MPa
24.5
3.6 m3/h
◆10/03am11 計測値 単位
87.6
96.9
A 0.109 MPa
0.110 MPa
27.0
冷却系3.8 + CS系6.0 m3/h
◆10/03am11 計測値 単位
74.8
77.3
A - MPa
0.102 MPa
25.0
冷却系2.5 + CS系8.0 m3/h
◆10/03am11 計測値 単位
 
 
 
 
使用済燃料プール 35.0
◆10/03am9 計測値 単位
共用プール 29.0
◆10/03pm0 計測値 単位
原子炉水温 24.1
原子炉圧力 0.108 MPa
     
原子炉水位 1,865 mm
使用済燃料プール 27.3
◆10/03pm0 計測値 単位
原子炉水温 24.7
原子炉圧力 0.126 MPa
     
原子炉水位 2,368 mm
使用済燃料プール 27.5
※10/1使用済燃料プール28.0℃に訂正
■周辺施設の最近

2号機と3号機のタービン建屋から集中廃棄物処理施設内建屋へ、継続的に溜り水移送が行われている。

9/4現在、淡水化装置の蒸発濃縮装置は、処理水量が4,700tと十分貯水されているため全停止し、逆浸透膜型淡水化装置のみで淡水化を実施中
※現在、高線量の溜り水以上に濃縮塩水が溜り続けている。濃縮塩水を減らしたいが、再度蒸発濃縮装置で簡単に濃縮できないことが、全停止の理由のようだ。9/9東電の会見によると、汚染水処理や淡水化処理を増やすと、廃スラッジや使用済ベッセルが増えるため、保管場所を考慮すると処理量を簡単に増やせないようだ。蒸発濃縮装置を全稼動すれば、濃縮塩水とタンクがが逆に減ると思われるが、濃縮廃液は低線量で、濃縮塩タンクに溜めることは可能と思うが、行わない理由は不明

9/23新型汚染水処理システムのサリーAが起動し、A,・B共に稼動し、処理流量が40m3/hになった。旧型キュリオン側は複数台停止しており、現在の処理流量は20m3/hで運転されている。
■1号機の最近

原子炉温度は、80℃以下で安定状態になった。原子炉への注水流量が徐々に低下する傾向にあり、日を置いて調整されている。今後細かく流量調整できるものを注水経路途中に設けるらしい。※なぜ直ぐやらないのかは不明。9/11pm6の東電の会見によると、注水ポンプには定格流量20m3/hのものが使用されているため、絞って少ない流量で使うと弁や配管などに振動が出るらしいく、細かい流量調整が難しいようだ。今回これを改善するために給水ポンプから一定量を供給し、別にミニフローラインを設けて調整分をここから供給するようだ。

9/22格納容器ガス管理システムの導入のために、利用するスプレイ系配管内の水素濃度が測定され、測定器上限の1%を超えていることが分った。水素爆発は水素4%以上、酸素5%以上で発生する。東電は窒素が継続して封入され、圧力が大気圧以上を保っていることから、酸素の流入はなく、ほぼ0%と考え、爆発の危険はないとしている。水素濃度と酸素濃度の再測定は、曖昧な回答で終わった。

9/27東電の発表によると、原子炉を含む格納容器内の水の放射性分解による水素発生量は約0.4m3/h,9.6m3/日

9/29東電は9/28に測定した、スプレイ系配管2箇所の水素濃度と酸素濃度を発表した。
1.弁MO12から窒素注入ライン側の床から高さ150cmの弁の部分を測定:水素63%,酸素0%
2.格納容器につながる弁MO11と弁MO12の間につながる配管で、床から高さ50cmの弁を測定:水素61.7%,酸素濃度は測器の形状上、測定できず。酸素は水素や窒素より重く、150cmの箇所が酸素濃度0%であることから、この位置の酸素濃度も0%と発表。また、水素は溜まっているが、酸素がほとんどないため爆発の危険はないと発表

■2号機の最近

原子炉への注水流量が徐々に低下する不安定な状態にあり、毎日または日を置いて調整されている。

タービン建屋立て坑から集中廃棄物処理施設内建屋へ、継続的に高線量溜り水移送が行われている。

タービン建屋の水位が低下したことから、9/6から復水器にある溜り水をタービン建屋地下への移送が始まった。※今の時期に復水器を空にして、下がった建屋地下溜り水水位を上げる理由が不明。東電は溶けた核燃料はほぼ圧力容器に留まり、格納容器に少し溜まっていると思われると公式発表しているが、溶けた燃料がどこに留まっているかの見極めより、原子炉内を冷温停止させて、他に燃料があってもよいように、時間をかけて建屋溜り水を抜こうとしている様に見える。

9/25格納容器ガス管理システムの導入のために、利用する配管や、その周辺の環境調査がロボットなどを使って行われた。調査結果は近日報告すると発表

9/27東電の発表によると、原子炉を含む格納容器内の水の放射性分解による水素発生量は約0.5m3/h,12m3/日

9/29全ての温度が100度を切った。
・圧力容器温度
 給水ノズル温度90.7℃
 圧力容器下部温度99.7℃
・格納容器温度
 RPVベロシール84℃
 HVH戻り90℃

■3号機の最近

原子炉への注水経路が、給水系と炉心スプレイ系の2系統になった。温度が安定してきたことから、今後、炉心スプレイ系からの流量を3.0m3/hで維持し、給水系からの注水をを4.0m3/hまで落とすという。※炉心スプレイ系は上から冷却水をシャワーの様にかけて、核燃料を直接冷す。給水系は、原子炉周囲の壁側から冷却水を供給して、原子炉の底から冷す。核燃料が通常の位置にあれば、炉心スプレイ系からの注水が効果的
9/9以前も核燃料に直接散水するかたちで冷却したが、温度が上がって失敗した。今回圧力容器底部の燃料は十分水に浸かっている状態と判断して、炉心スプレー系からの注水流量の方を増やしたが、再度上昇傾向に変わった。
9/11原子炉温度は下降傾向に変わる9/12給水系からの流量を1.0m3/h減らして目標の4.0m3/hで注水。現在合計注水流量は、7.0m3/h
9/16炉心スプレーイ系からの注水を倍増やしたことにより、原子炉注水ノズル温度と圧力容器下部温度が始めて100℃を切った。


タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設内建屋へ、継続的に高線量溜り水移送が行われている。

9/25格納容器ガス管理システムの導入のために、利用する配管や、その周辺の環境調査がロボットなどを使って行われた。調査結果は近日報告すると発表

9/27東電の発表によると、原子炉を含む格納容器内の水の放射性分解による水素発生量は約0.5m3/h,12m3/日
■4号機の最近

使用済燃料プールの水温は、40℃前後で安定。※時々蒸発分の20t前後の水が注水されている。現時点で、プールからの漏水はないと考えられている。ライナードレンに溜まった水もプールからの漏れではなく、雨水や結露の集まりと思われている。降雨の後は溜まる量も減ったという。
■5号機の最近

 
■6号機の最近

最近、原子炉建屋地下の低線量湧き水を、タービン建屋地下に移送するようになった。
中断していたタービン建屋から仮設タンクへの地下溜り水移送が再び始まった。仮設タンクを増設したと思われる。
仮設タンクからメガフロートへの低線量保管水移送もなくなった。メガフロート満杯か?※メガフロート満杯で、津波に対する対策がない状態での移動先が心配される。

9/22現在、メガフロートと仮設タンクに合わせて約16,350m3の塩分を含んだ低線量保管水が溜められている。今後放射性物質を除去して、原子力施設構内の粉塵飛散防止と、大量の伐採木の自然発火を防止するために、散水する計画を発表した。※記者会見の説明では散水する量は少なく問題ないという。しかし少ない量では、1日100m3以上増え続ける6号機建屋の湧き水に対応できず、不信感を招くだけで意味がない。
9/23東電の会見で、伐採木(主に松)の自然発火を防止するために、仮設タンクから処理した処理水を、散水し続ける云々の話があった。東電は蒸発濃縮型淡水化装置で濃縮過程で保管水を減らすのではなく、水を大地から蒸発させたり、地層を通して海に流したいようだ。
※地下室に湧く水や、流れ込む水は2号機3号機でも今後問題になり、これから20年・30年処理し続けなければいけない問題で、最終的には基準を決めて地層を通して、海に流す決断がされることになると思われる。
■東電/保安院の一ヶ月分の発表

9/7am10:19-pm4:01サイトバンカ建屋からプロセス主建屋へ高線量保管水を移送

9/28am10:25、1~3号機の原子炉への注水について、高台にある常用の原子炉注水ラインに設置したミニフローラインの試運転のため、当該注水ラインを非常用側へ切り替え。試運転完了後、同日pm2:02注水ラインを常用側へ再度切り替え。なお、本作業による原子炉注水量に変更なし。

■東電/保安院の一ヶ月分の発表

9/1pm3:20原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/3am9:40原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/5pm2:35-pm3:05燃料プール冷却浄化系から使用済燃料プールに淡水約15t注水

9/7pm2:53原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/11am9:45-pm1:30大型クレーンにより原子炉屋上部のサンプリングを実施

9/11pm5:40原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/13pm6:07原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/14am9:15-pm0:10原子炉格納容器内の気体のサンプリング作業を実施
9/14am9:53建屋内復水器からタービン建屋へ溜り水を移送開始

9/16pm2:35建屋内復水器からタービン建屋への溜り水移送を終了
9/16pm3:41原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/21am11:40原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

■東電/保安院の一ヶ月分の発表

9/2am7:17原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/3am9:40原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/5am10:59-pm0:47使用済燃料プールへ、ヒドラジン(腐食防止剤)約2m3を注入

9/6am9:30循環型海水浄化装置のフィルタ溶接部分を修理し、装置再稼動
9/6am10:03-am10:42使用済燃料プール代替冷却装置2次側冷却塔の水槽清掃のため、冷却を一時停止
9/6am10:11-pm2:54タービン建屋の水位が低下したことから、復水器にある溜り水をタービン建屋へ移送
9/6pm4:27原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/7am10:00-pm4:07復水器にある溜り水300m3をタービン建屋へ移送
9/7pm2:55原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/8pm10:33原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/10am9:37定期検査のため、循環型海水浄化装置を停止<保安院第253報
9/10am9:57定期検査のため、循環型海水浄化装置を停止<保安院第254報

9/11pm5:40原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/13am9:35建屋地下から集中廃棄物処理施設内プロセス主建への溜り水移送を終了し、同日am9:51集中廃棄物処理施設内雑固体減容処理建屋(高温焼却炉建屋)へ移送開始
9/13pm6:07原子炉注水流量の低下が確認されたため、流量3.8m3/hに調整

9/14pm2:59原子炉への注水について、給水系に加え、炉心スプレイ系からの注水を開始。同日pm3:25炉心スプレイ系からの注水流量を約1.0m3/hに調整。給水系からの注水流量に変更なし。

9/15pm3:45原子炉への注水に関し、炉心スプレイ系からの流量を約2.0m3/hに変更し、冷却系からの注水流量は3.8m3/hで継続

9/16am9:11炉心スプレイ系配管から原子炉への注水流量が低下したため、2.0m3/hに調整
9/16pm3:35炉心スプレイ系配管からの注水流量を3.0m3/hに変更

9/17am10:00定期検査のため、循環型海水浄化装置を停止
9/17am10:05-am11:05原子炉建屋開口部(ブローアウトパネル)のダストサンプリングを実施※建屋大物搬入口を開いた状態でサンプリング
9/17pm2:43-pm3:43原子炉建屋開口部(ブローアウトパネル)のダストサンプリングを実施※建屋大物搬入口を閉じた状態でサンプリング※採取された気体の放射線レベルは、午前,午後採取共変わらず、西門付近のレベルに近いという。
9/17pm1:55-pm2:34スキマサージタンクへの水張りのため、燃料プール冷却浄化系から使用済燃料プールへ淡水約8t注水

9/19pm3:16原子炉への注水について、炉心スプレイ系配管からの注水流量を4.0m3/hに変更し、給水系配管からの注水流量を3.8m3/hで継続

9/21am11:40原子炉への注水について、炉心スプレイ系配管からの注水流量を4.0m3/hに調整し、給水系配管からの注水流量を4.0m3/hに調整

9/22pm3:36原子炉への注水について、炉心スプレイ系配管からの注水流量を5.0m3/hに変更し、給水系配管からの注水流量を4.0m3/hで継続
9/22pm5:12-9/25am9:46タービン建屋たて坑にある溜り水を雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)へ移送するポンプを1台追加(2台運転)

9/26pm3:05原子炉への注水について、炉心スプレイ系配管からの注水流量を6.0m3/hに変更し、給水系配管からの注水流量を4.0m3/hで継続

9/26pm0:00定期検査のため停止中の、循環型海水浄化装置を起動

9/28am10:39-pm0:22使用済燃料プール代替冷却装置から使用済燃料プールへヒドラジン約2m3を注入
■東電/保安院の一ヶ月分の発表

9/1pm2:09-pm2:58原子炉への注水に関し、給水系配管からの注水に加え、炉心スプレイ系注水配管からの注水を開始。現在の注水量は、給水系配管から約7m3/h、炉心スプレイ系注水配管から約1m3/h

9/2pm2:50原子炉への注水に関し、給水系配管から約7.0m3/h、炉心スプレイ系注水配管から約2.0m3/hに調整

9/3pm2:37原子炉への注水に関し、給水系配管から約7.0m3/h、炉心スプレイ系注水配管から約3.0m3/hに調整

9/5pm2:43原子炉への注水に関し、給水系配管からを約6.0m3/hに変更し、炉心スプレイ系注水配管からは約3.0m3/hを維持

9/7pm2:46原子炉への注水に関し、給水系配管からを約5.0m3/hに変更し、炉心スプレイ系注水配管からは約3.0m3/hを維持。※二日間監視し、給水系からの注水流量を4.0m3/hにする見込み

9/8am9:11タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設内雑固体減容処理建屋(高温焼却炉建屋)への、高線量溜り水移送を終了
9/8am9:30建屋地下の高線量溜り水を、集中廃棄物処理施設内プロセス主建屋へ2台ポンプで移送開始

9/10am9:37定期検査のため、循環型海水浄化装置を停止<保安院第253報
9/10am9:57定期検査のため、循環型海水浄化装置を停止<保安院第254報

9/11am9:35建屋地下から集中廃棄物処理施設内プロセス主建への溜り水移送を終了し、同日am10:00集中廃棄物処理施設内雑固体減容処理建屋(高温焼却炉建屋)へ移送開始

9/12am8:05-am9:35子炉建屋屋上部のダストサンプリングを実施
9/12pm2:01原子炉への注水に関し、給水系配管からを約4.0m3/hに変更し、炉心スプレイ系注水配管からは約3.0m3/hを維持。

9/13pm4:45-pm5:24スキマサージタンクへの水張りのため、使用済燃料プールに淡水注入

9/15am9:44タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設内雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)への溜まり水移送を停止
9/15am9:54タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設内プロセス主建屋への溜まり水移送を再開

9/16am10:16-pm2:15原子炉へホウ酸水を注水
9/16pm3:05炉心スプレイ系配管からの注水流量を8.0m3/hに変更。給水系配管からの注水流量は3.9m3/hで調整

9/18am10:54-am1131スキマサージタンクへの水張りのため、使用済燃料プールに淡水を注水

9/22pm3:17炉心スプレイ系配管からの注水流量を8.0m3/hで継続し、給水系配管からの注水流量を3.0m3/hに変更

9/26pm0:00定期検査のため停止中の、循環型海水浄化装置を起動

9/29pm1:20-pm3:10使用済燃料プール代替冷却装置から使用済燃料プールへ、ヒドラジンを2.0m3注入

9/30am9:46タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設内プロセス主建屋への、高線量溜り水移送を停止
9/30am10:00建屋地下の高線量溜り水を、集中廃棄物処理施設内雑固体減容処理建屋(高温焼却炉建屋)へ移送開始
9/30pm3:00頃、3号機関連作業の電源として変圧器盤を追設するため、、使用済燃料プール冷却の電源を一旦停止。同日pm7:26電源を復旧し、冷却再開

■東電/保安院の一ヶ月分の発表

9/1am11:00-pm0:00使用済燃料プール代替冷却装置から使用済燃料プールにヒドラジン(腐食防止剤)約2m3を注入

9/3発表、8月31日使用済燃料プールライナードレンに水が溜まっていることを確認。水の溜まった経路や原因については調査中。なお、溜まった水は原子炉建屋地下階に流れる構造。東電は塩分濃度、ヒドラジン濃度の分析から、雨水がコンクリートのヒビをつたって溜まったものと見ている。
9/3pm4:20-pm5:08仮設放水設備から使用済燃料プールへ淡水約16.6t注水

9/6pm4:09-pm4:52仮設放水設備から使用済燃料プールへ淡水約22t注水

9/7am11:30頃、廃棄物処理建屋内の使用済燃料プール代替冷却装置一次側ホースから微量の水漏れを確認。漏洩部を受け皿で対応

9/8pm0:59使用済燃料プール水塩分除去装置において、タンクローリー満水警報が発生(運転は継続)。満水でないことを確認し、警報解除

9/9pm2:34-pm3:14仮設放水設備から使用済燃料プールへ淡水約19t注水

9/12pm4:06-pm4:48仮設放水設備から使用済燃料プールへ淡水約19t注水

9/14am9:47-pm0:25プール水塩分除去装置において、電気透析装置接続のため、使用済燃料プール水塩分除去装置を停止

9/16am10:35-am11:19仮設放水設備から使用済燃料プールへ淡水約23t注水

9/18am11:26使用済燃料プール水塩分除去装置のうち、電気透析装置を運転開始
9/18pm4:18-pm5:02仮設放水設備により使用済燃料プールに淡水約22tを注水

9/21pm1:00頃、4号機廃棄物処理建屋内の使用済燃料プール代替冷却装置一次系ホースより微量の水の漏えいを確認したため、漏えい箇所の応急処置生を実施。プールの冷却は継続

9/27pm1:57-pm3:48使用済燃料プール代替冷却装置から使用済燃料プールへヒドラジンを注入

■東電/保安院の一ヶ月分の発表

9/26am9:45-am10:42残留熱除去海水ポンプD出口弁の修理のため、同海水系について、本設B系から仮設A系へ切替を実施

9/27現在、建屋溜り水の総量170m3
9/27am11:05頃、タービン建屋2階において、天井クレーンの点検のため、天井クレーン潤滑油をドラム缶に抜き取る作業を行っていたところ、ドラム缶から床面に潤滑油が溢れていることを発見。同日pm1:00頃、漏洩した8ℓの潤滑油拭き取り作業を終了

9/30am11:20-am11:34残留熱除去海水系RHRSポンプD出口弁修理に伴い、残留熱除去系RHRポンプAより残留熱除去系RHRポンプBに切替え<保安院第267報
9/30am11:21-am11:34弁修理後、残留熱除去海水系RHRSポンプAからBへ切り替え <東電プラント状況9/30pm3
9/30am11:30-am11:34残留熱除去海水ポンプD出口弁の修理完了に伴い、残留熱除去系RHRについて、A系からB系への切替え。残留熱除去海水系についても、A系からB系へ切替え。<東電プレスリリース9/30pm3
■東電/保安院の一ヶ月分の発表

9/1am10:00-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送

9/2am10:05-pm0:00原子炉建屋地下の低線量湧き水を、タービン建屋地下へ移送※9/9移送先訂正

9/3am8:30-am9:55原子炉建屋地下の低線量湧き水を、タービン建屋地下へ移送

9/4am8:30-am9:55原子炉建屋地下の低線量湧き水を、タービン建屋地下へ移送

9/8am9:55残留熱除去系海水系Aの試運転に伴う水張りのため、残留熱除去系海水系Bを一時停止。これにより原子炉と、使用済燃料プールの冷却が一時停止した。同日pm0:39原子炉への注水再開、使用済燃料プール冷却再開
9/8pm1:20-pm2:45原子炉建屋地下の低線量湧き水を、タービン建屋地下へ移送

9/9am10:00-am11:15原子炉建屋地下の低線量湧き水を、タービン建屋地下へ移送

9/10pm2:29残留熱除去系Bを停止し、同日pm3:12に、残留熱除去系Aを起動(使用済燃料プールの冷却が一時停止)。これにより、原子炉水、使用済燃料プール水については、残留熱除去系Aを使用した交互の冷却を実施
9/10pm3:12残留熱除去系海水ポンプC(本設)を使用した残留熱除去系Aによる使用済燃料プールの冷却を開始。今後は、原子炉冷却とプール冷却を、残留熱除去系Aで、交互に行うという。

9/12am10:15-am11:30原子炉建屋地下の低線量湧き水を、タービン建屋地下へ移送
9/12am11:30-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送

9/13am9:30-pm1:36原子炉建屋地下の低線量湧き水を、タービン建屋地下へ移送
9/13am10:00-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送

9/14am11原子炉水位1m以上下がる。

9/15am9:56補機冷却海水系ポンプAを復旧し、起動。その後同日am10:08定格運転開始。同日pm01:45原子炉補機冷却系の運転開始。同日pm2:33燃料プール冷却系の流量調整を完了し、使用済燃料プールの冷却を開始。これにより、原子炉は残留熱除去系を使用し、使用済燃料プールは補機冷却系および燃料プール冷却系を使用した、それぞれの系統での単独冷却に移行
9/15am10:00-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送
 
9/20am10:00-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送

9/21am10:00-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送

9/22am10:00-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送

9/24am10:00-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送

9/26am10:00-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送

9/27現在、建屋溜り水の総量230m3

9/28am10:00-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送

9/29am10:00-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送

9/30am10:00-pm4:00タービン建屋地下の低線量湧き水を、仮設タンクへ移送

■使用済燃料共用プール
※4号機の隣りにあるプール施設。各号機で数年冷やされた使用済核燃料が、このプールで保管されている。貯蔵燃料集合体数は約6,400体。量は多いが、既に数年間冷されているので、持っている熱量は比較的小さい。

9/14am11:08使用済燃料共用プール建屋地下の電源盤取替に伴い共用プールパワーセンターを移設することから、共用プールの冷却設備を停止

9/16am6:40頃、使用済燃料共用プール建屋地下1階プリコートタンク室に水溜りを発見

9/19pm5:22使用済燃料共用プール建屋地下の電源盤取替に伴う共用プールパワーセンターの移設が終了したため、共用プールの冷却を開始。※同日am6:40共用プール57.0℃まで上昇

9/20am11:00頃、使用済燃料共用プール地下1階において、水溜まりを発見
※水溜まりの各種分析結果
セシウムCs-134:4.7~7.0Bq/cm3
セシウムCs-137:5.4~8.1Bq/cm3
コバルトCo-60:1.2Bq/cm3
当該箇所より外部へ通じる配管がないことから外部への流出はないものと推定され、現在流入源を調査中
9/07am10:20-pm10:45汚染水拡散防止のための鋼管矢板による閉塞作業に伴い、1~4号機取水口北側のシルトフェンスを開閉
9/09am10:40-pm11:20汚染水拡散防止のための鋼管矢板による閉塞作業に伴い、1~4号機取水口北側のシルトフェンスを開閉
9/18am09:25-am09:55汚染水拡散防止のための鋼管矢板による閉塞作業に伴い、1~4号機取水口北側のシルトフェンスを開閉
9/24am11:35-pm00:05汚染水拡散防止のための鋼管矢板による閉塞作業に伴い、1~4号機取水口北側のシルトフェンスを開閉
9/28、1~4号機取水路開渠南側透過防止工において、鋼管矢板の打設等により、当該箇所の汚染水の流出防止・拡散抑制強化対策が完了
9/29am10:45-am11:15閉塞作業終了に伴う砕石運搬船の出航のため、1~4号機取水口北側のシルトフェンスを開閉
 
■汚染水処理システム

旧型汚染水処理システム(米キュリオン社:セシウム吸着装置、4系統 + 仏アレバ社:除染装置、4系統、前段と後段の二段階で除染)
 9/02am11:05-am11:22汚染水処理システム停止せずに、旧型吸着搭ベッセル交換
 9/04am11:31-pm02:32汚染水処理システム停止せずに、旧型吸着搭ベッセル交換
 9/05am11:22汚染水処理システム停止せずに、旧型吸着搭ベッセル交換<保安院第248報
 9/05am11:30-pm02:25汚染水処理システム停止せずに、旧型吸着搭ベッセル交換<保安院第249報
 9/06am05:51汚染水処理システムの、アレバ社高速凝集沈殿装置の撹拌機(かくはんき:沈殿を促す薬液と汚染水を混ぜ合わせる機械)が、異常警報を発し、除染装置が停止。
  その後、リセットして再起動したものの、同日pm06:21高速凝集沈殿装置重故障警報が発生し、除染装置およびセシウム吸着装置が停止
 9/06pm03:13停止中のアレバ社高速凝集沈殿装置撹拌機(かくはんき)の過負荷制限値を12Aから12.5Aに上げて、除染装置およびセシウム吸着装置を起動。同日pm04:35定常流量に到達
 9/07am11:28-pm02:53汚染水処理システム停止せずに、旧型吸着搭ベッセル交換
 9/09am09:58-am10:17汚染水処理システム停止せずに、旧型吸着搭ベッセル交換
 9/10am10:04-am10:25汚染水処理システム停止せずに、旧型吸着搭ベッセル交換
 9/12am10:03-am10:19汚染水処理システム停止せずに、旧型吸着搭ベッセル交換
 9/13am03:58汚染水処理システムの保全工事のため、セシウム吸着装置及び除染装置停止
 9/14pm06:16セシウム吸着装置および除染装置を起動し、同日pm07:20定常流量に到達
 9/15pm06:22旧型汚染水処理装置(キュリオン社セシウム吸着装置,アレバ社除染装置)の処理性能を確認したところ、除染装置の処理後に放射性物質の濃度が上昇していることを確認し、
  原因調査のため、に水処理設備を一旦停止。同日pm06:42セシウム吸着装置単独での起動操作を開始。同日pm06:46に定常流量約30m3/hに到達。新型セシウム吸着装置サリーは、継続運転中。
  ※現在、旧型汚染水処理装置の除染装置後段側は、水漏れのためバイパスされ前段のみで運転。放射線量は淡水化装置の受入れレベルを超えない範囲で利用されている。
 9/23am09:47-pm03:49セシウム吸着装置を3系列運転から2系列運転に変更
 9/26pm06:17セシウム吸着装置の1系列でポンプ(H2-2)が停止。処理量が20m3/hから16m3/hに低下
 9/27am08:27-am11:20水処理設備監視システム工事に伴い、セシウム吸着装置を停止
 9/27am11:30油・テクネチウム除去用スキッド内のポンプ(SMZ-2)を起動し、処理量16m3/hから約20m3/hに調整
 9/27am8:27-am11:30汚染水処理設備監視システム工事に伴い、セシウム吸着装置を停止
 9/30pm02:19油分分離装置処理水移送ポンプAが過負荷により停止し、セシウム吸着装置が停止。同日pm05:38当該ポンプの予備ポンプBを起動、セシウム吸着装置を再起動、同日pm05:50定常流量に到達
  なお、過負荷で停止した原因については調査中
  
新型汚染水処理システム(東芝:サリーA,B)
 9/01am09:16汚染水処理システム停止せずに、新型吸着搭ベッセル交換。<保安院第245報
 9/01am09:16-pm04:04新型吸着搭ベッセル交換のため、新型セシウム吸着装置を一時停止。<保安院第246報
 9/04am09:24-pm05:01新型吸着搭ベッセル交換のため、新型セシウム吸着装置を一時停止
 9/07am09:05-pm02:17新型吸着搭ベッセル交換のため、新型セシウム吸着装置を一時停止
 9/08am08:00誤って操作パネルのキースイッチに触れて、新型セシウム吸着装置停止。同日pm00:09装置を再起動し、同日pm00:12定常流量に到達
 9/11am09:00-pm00:50新型吸着搭ベッセル交換のため、新型セシウム吸着装置を一時停止
 9/15am08:55-pm02:10新型吸着搭ベッセル交換のため、新型セシウム吸着装置を一時停止
 9/16am10:54新型セシウム吸着装置の流量が低下しているため、同装置を停止。制御基盤を交換し、同日pm02:50再起動。その後、同日pm02:57定常流量に到達
 9/19am09:08-pm00:57新型吸着搭ベッセル交換のため、新型セシウム吸着装置を一時停止
 9/20pm09:47-pm10:02新型セシウム吸着装置2Bについて、交換するベッセルの種類を誤って設置していたことを確認し、該当吸着装置バイパス作業のため同装置を停止
  同日pm10:02同装置再起動。同日pm10:10定常流量に到達。※9/22日付訂正(保安院第260報の日付が誤り、東電発表が正しい。)
 9/23am08:42-pm04:53新型吸着搭ベッセル交換のため、新型セシウム吸着装置を一時停止
 9/23pm04:53第二セシウム吸着装置を1系列運転から2系列運転に変更 <保安院
 9/23pm04:35新型汚染水処理システムのサリーAが起動し、A,・B共に稼動。同日pm05:03合わせて定格処理流量40m3/hに到達
 9/24pm08:30新型汚染水処理システムに関わる圧縮空気供給コンプレッサーが故障し、空気作動弁が閉じて、装置A,Bが自動停止した。※9/26日付訂正
 9/25pm05:02新型汚染水処理システムの圧縮空気供給コンプレッサーを交換して、装置A,B起動。同日pm05:05定常流量に到達
 9/29am08:52新型吸着搭ベッセル交換のため、新型セシウム吸着装置を一時停止


淡水化装置(逆浸透膜型淡水化装置RO-1A,RO-1B, RO-2, RO-3 + 蒸発濃縮型淡水化装置1A,1B,1C, 2A,2B, 3A,3B,3C)
 9/01pm03:35逆浸透膜型淡水化装置1Aを停止し、逆浸透膜型淡水化装置3を起動
 9/04pm07:44淡水化装置の蒸発濃縮装置は、処理水量が4,700tと十分貯水されているため全停止し、逆浸透膜型淡水化装置のみで淡水化を実施中
  ※現在、高線量の溜り水以上に濃縮塩水が溜り続けている。再度蒸発濃縮装置で簡単に濃縮できないことが、全停止の理由のようだ。
 9/12am10:06サプレッションプール水サージタンク(SPT)から淡水化装置へ処理水を供給するSPT廃液抜出ポンプBが、過負荷により停止。
  その後、同日am11:23、SPT廃液抜出ポンプAを起動。ポンプBは点検して異常のないことを確認。同日am11:53、SPT廃液抜出ポンプBを起動し、SPT廃液抜出ポンプAを停止(以前の稼動構成に戻した。)
 9/19pm02:16浸透膜型淡水化装置3より水漏れを確認し、浸透膜型淡水化装置2,3を停止。淡水化装置2と3を切り離す作業を実施。その後同日pm02:50淡水化装置2のみ再起動
 9/21am08:10-am09:55遠隔監視システム設置工事のため、逆浸透膜型淡水化装置2を停止
 9/21pm01:34水漏れ停止中の浸透膜型淡水化装置3において、予備の系統を使用し、淡水化装置3を再起動
 9/21pm08:50逆浸透膜型淡水化装置3を設置している大型テント扉に不具合があり、台風の影響で雨水が浸入し、同装置を停止
 9/24am09:42逆浸透膜型淡水化装置が設置してある蛇腹ハウスの装置側に雨水が入ったため、建屋内を乾燥させ、逆浸透膜型淡水化装置3を再起動
 9/29am10:45逆浸透膜型淡水化装置の配管継ぎ手部からの水漏れのため、逆浸透膜型淡水化装置2を停止 <保安院第265報
  同日am11:20淡水化装置2は2系統から構成されるが、このうち水漏れの発生していない他の1系統を用いて再起動(処理量25m3/h)
  同日am11:40逆浸透膜型淡水化装置3のうち、1系統を起動(処理量25m3/h)
 9/29am10:20頃、逆浸透膜型淡水化装置2の濃縮水側移送ホースの接続フランジ部分より水漏れを確認したため、同日am10:45同装置を停止後、水漏れの停止を確認 <東電プレスリリース9/29pm4
  同日am11:40、2系統ある処理ラインのうち、水漏れがあった系統とは別の系統を使用し、同装置を再起動
 9/30am11:27逆浸透膜型淡水化装置2の水漏れしたホース接続部品を交換し、2系統運転開始。処理量50m3/h


■循環注水冷却


日付 汚染水量(高線量溜り水+高線量保管水) 原子炉注水量 汚染水処理量 冷却水用
タンク量
m3
濃縮塩水
タンク量
m3
濃縮廃液
貯槽量
m3
5号機
低線量
湧き水
6号機
低線量
湧き水
1号機
m3
2号機
m3
3号機
m3
4号機
m3
プロセス
主建屋 m3
濃度
MBq/cm3
高温焼却炉建屋 m3 1号機
m3/日
2号機
m3/日
3号機
m3/日
処理水
m3/周
処理水
累積m3
約m3/周 旧稼働率
換算%/周
累積
約m3
7/27~8/02 17,320 27,500 29,800 22,300 19,010 1.8 4,840 91.2 91.2 216.0 2,789 11,299 6,190 73.7 35,310 1,197 21,055 - 殆どなし。溜り分が海に漏れているか、6号機に吸収されているかは不明


9/27現在溜り170m3
仮設タンクへ移送

約100~
120m3/日
約700~
840m3/周



9/27現在溜り230m3
8/03~8/09 17,210 27,300 29,700 22,100 19,040 1.8 4,890 91.2 91.2 216.0 2,789 14,088 6,500 77.4 41,810 1,197 23,707 210
8/10~8/16 17,020 26,900 29,300 21,700 18,670 1.3 5,140 91.2 91.2 216.0 2,789 16,877 7,420 88.3 49,230 2,070 27,621 780
8/17~8/23 17,330 27,000 29,600 22,100 18,080 1.3 4,300 91.2 91.2 168.0 2,217 19,094 6,780 80.7 56,010 2,779 28,454 1,133
8/24~8/30 17,190 26,400 27,100 20,400 18,030 1.3 4,050 91.2 91.2 168.0 2,453 21,547 10,970 130.6 66,980 4,704 32,961 2,084
8/31~9/06 17,070 24,400 26,700 19,600 15,770 1.3 4,050 91.2 91.2 216.0 2,701 24,248 11,450 136.3 78,430 7,556 39,256 2,540
9/07~9/13 16,830 20,700 25,400 18,400 17,760 1.1 2,670 91.2 91.2 168.0 2,636 26,884 10,870 129.4 89,300 9,000 44,322 2,503
9/14~9/20 16,310 20,100 24,700 17,600 16,250 1.1 3,030 91.2 187.2 288.0 3,242 30,126 7,730 92.0 97,030 8,944 49,007 2,497
9/21~9/27 17,030 20,300 25,900 18,700 16,160 1.1 3,420 91.2 235.2 264.0 3,980 34,106 8,160 97.1 105,190 8,370 53,297 2,473
7/27~9/27 -290 -7,200 -3,900 -3,600 -2,050 -0.7 -1,420 0.0 +144.0 +48.0 +1,191 +22,807 +1,970 +23.4 +69,880 +7,173 +32,242 +2,473
高線量汚染水総量 101,510 -18,460   ※旧稼働率100%=8,400m3/周   総量55,770 +34,715
※8/16現在、増える湧水に対応できておらず、高線量汚染水の溜り水は移動しているだけで減っていない。逆に濃縮された高レベルの塩水廃液が3.6倍以上増えている。淡水化処理の蒸発濃縮装置の濃縮能力が上がらないと問題になりそうだ。
※汚染水処理能力>>低濃度化:8月末以前1,200m3/日、8月末から新型放射性物質吸着装置稼動  淡水化:8月以前480m3/日、8月中旬から960m3/日、10月からさらに淡水化装置増設
※8/24、6号機の低線量湧き水量は、約100~120t/日。仮設タンクとメガフロートを合わせた保管容量は約20,000t。約6ヶ月で満杯、そろそろ満杯のはず。
※9/20、2~4号機タービン建屋水位がOP.3000を切った。OP.3000は地表に溢れる水位が1m余裕がある値とされている。(OP.とは大阪港小名浜湾(福島県いわき市小名浜)平均潮位を基準にした海抜値*10/01修正)
※9/28汚染水処理で、高線量溜り水が7/27から18,460m3減ったが、台風15号の影響で、濃縮塩水と廃液を合わせて34,715m3増え、処理後に保管する量が倍近く増える結果となった。
※9/28、5号機と6号機の建屋に溜まる、低線量湧き水の量が、この日の東電会見で始めて分った。9/27現在、5号機が170m3、6号機が230m3


■その他
9/02、8月30日東電は、復旧作業にあたっていた協力企業男性作業員1人が8月上旬に急性白血病で死亡したと発表。東電は、作業と白血病による死亡に因果関係はないとしている。
 作業員は8月上旬に福島第一原発で7日間、休憩場を出入りする作業員の放射線の被ばく管理をしていた。その後、体調の不良を訴え、数日後に死亡したという。
 作業員は過去放射線関連の仕事の経験はなく、今回が初めてだという。被曝線量は外部被ばくが0.5mSv、内部被ばくはなかった。東電が、協力企業を通じて診断医師に確認したところ、
 「急性白血病は潜伏期間が数年あり、死亡直前に短期間被ばくして発症することはない」との説明を受けたという。 <朝日新聞asahi.com要約
 ※死因は原発復旧作業によるものでないとして、保安院の緊急情報や、東電プレスリリースでの発表はされていない。
9/06am07:17新福島変電所における変圧器の修理のため、夜の森線2号線停止
9/07pm10:29北海道日高地方中部(新ひだか町,三石旭町)で震度5強の地震発生。震源は日高地方中部、深さ10Km、マグネチュード推定5.1、北東・南西方向に圧力軸を持つ逆断層型。内陸地震で、津波の心配はないという。
9/07帝人化成が低価格放射線測定器用素材を9月下旬より販売。京都大学と放射線医学総合研究所と共同開発した、放射線が当たると発光する放射線蛍光プラスチック「シンチレックス」の販売を開始。帝人HP>>
9/08am05:55頃、協力企業作業員が免震重要棟へ入ろうとした際に、全面マスクを装着していないことが確認された。その後、当該作業員の内部被ばく及び外部被ばくの線量評価をした結果、身体へ影響のないレベルであることを確認
9/09日本原子力研究開発機構(JAEA)は、福島第一原発の事故で、汚染水や大気中からの降下分も含めて、海に流出した放射性物質の総量を15,000TBqとする試算を発表した。
 東電が推定した値の3倍以上になる。東電の発表は、高濃度汚染水の流出を4/1~4/6日に限定しており、その間の放射性物質(ヨウ素I-131、セシウムCs-134,Cs-137)の量を4,700TBqと推定していた。
 JAEA小林副主幹らは、原発の取水口付近での放射性物質の濃度をもとに、海で放射性物質が初めて検出された3/21~4/30日までの流出量を逆算した。推計値をもとに海洋への拡散を模擬計算したところ、
 原発の周辺海域での観測値に合っていることも確かめた。試算ではセシウムCs-134を含めていないため、総量はより多くなる。<9/9am1:48読売新聞Yomiuri Online要約
9/09米時間9/08pm3:38、カリフォルニア州南部サンディエゴ広域で、需要と供給のバランスが崩れ大規模停電が発生し、サンオノフレ原発2基が緊急停止した。非常電源で対応し、放射能漏れなどはないという。
9/09pm06:01、9/06に始まった新福島変電所における変圧器修理を終え、夜の森線2号線が復旧
9/12am10:00頃、発電所正門の線量率を測定していた可搬型モニタリングポストの表示が読み取れないことを確認。同日am10:20復旧操作により正常復帰。同日am10:30データ転送再開
9/12pm6:45(現地時間am11:45)フランス南部にあるマルクールの核廃棄物処理施設で、爆発事故が発生。1人が死亡、4人が負傷、うち1人重傷。フランス原子力庁は、現時点で放射能漏れはないと発表。<9/12AFP通信要約
9/12pm7:30(現地時間pm0:30)頃、フランス南部マルクールにある低レベル放射性廃棄物処理施設セントラコで、爆発事故発生。1人が死亡、4人が重軽傷。フランス原子力庁は、現時点で放射能漏れはないと発表。<9/13毎日新聞要約
9/14pm0:40頃、水処理設備の保全作業を行っていた協力企業作業員6人が作業現場から免震重要棟に戻った際、全面マスクの汚染検査を行ったところ、6人のうち4人のフィルタ内面が汚染していることを確認
 今後、当該作業員6人に対し、ホールボディカウンタにより内部取り込みの有無を確認予定。その後、ホールボディカウンタによる測定の結果、6人全員において放射性物質の内部取り込み無しと診断
9/14pm4:00頃、1~4号機電源設備(屋外)パトロールを行っていた1人が免震重要棟から福島第二原子力発電所ビジターズホールに戻った際、汚染検査を行ったところ、顎および頚部に汚染があったことから除染を実施
 その後、ホールボディカウンタによる測定の結果、放射性物質の内部取り込み無しと診断
9/15am8:18頃、協力企業作業員が福島第一原子力発電所構内へ入構後、全面マスクにチャコールフィルタを装着していないことを確認。その後、ホールボディカウンタによる測定の結果、放射性物質の内部取り込み無しと診断
9/19中米グアテマラ首都近くで、マグネチュード4.8の地震が発生し、その後南部で、マグネチュード5.8の地震が発生した。※グアテマラ:メキシコとパナマの中間辺りにあり、北米プレート,カリブ海プレート,ココスプレートが交わる国
 太平様プレートがココスプレートを押し引きし、北米プレートがカリブ海プレートを押している。
9/20am09:40頃、屋外で4号機所内変圧器の移動作業中、作業員1人が自分の全面マスクのチャコールフィルタに誤って手が当たって、外れるトラブルが発生。マスク内面と顔面に汚染がないことを確認。内部被ばくの有無は、確認中
 測定の結果、放射性物質の内部の取り込み無しと診断
9/21pm10:31茨城県日立市で震度5弱の地震発生。震源は茨城県北部の内陸、深さ10Km、規模はマグネチュード推定5.3
9/22日本原子力研究開発機構の柴本泰照研究員の模擬実験によると、震災直後、既に2号機原子炉格納容器に直径約7.6cmの穴が開いて、損傷していた可能性があることが分かった。<9/21読売新聞Yomiuri Online要約
9/22保安院の発表によると、定期検査で停止中の東北電力女川原発1号機タービン建屋地下に、台風15号の影響を受けて雨水が2,800t溜まったという。原子炉設備に問題なく、溜り水に放射性物質は含まれていないという。
9/24イノベーションジャパン2011で、放射性セシウム吸着方法に関して新たな方法が発表された。東京慈恵大学の研究者発表によると、ゼオライトなどの吸着剤で放射性物質を吸着し、磁石で集めて素早く回収できるという。HP.>>
 ※沈殿槽を必要としないため、小型装置で高速の汚染水処理ができるほか、被ばく患者の血液や牛乳などの除染も可能だという。
9/25pm6:00からの統合対策室全体会議において、原子力安全・保安院から東京電力へ、以下の内容について口頭にて指示。 <保安院第263報
 1.CCS系については水素濃度を測定し、水素の排出、置換など適正な措置を取った後、作業を進めること。
 2.他の配管についても、水素が滞留している可能性を否定できないことから、 作業前には水素濃度の測定など慎重に行うこと。
 3.格納容器内の水素濃度の測定に努めること。
 4.2号機、3号機についても同様の措置を取ること。
9/26am11:05、作業員1人が発電所敷地内(屋外)にて鋼材に左手第四指を挟み負傷。当該作業員は敷地外の事務所に一旦戻ったが、5,6号機救急医療室(敷地内)へ向かう際、サージカルマスクを着用して移動したため、
 内部取り込みの可能性があることから、ホールボディカウンタによる測定を実施し、内部取り込みなしと診断。サージカルマスクおよび身体表面の汚染もなし。
9/29am10:30頃、水処理設備にて、濃縮廃液の移送作業を行っていたところ、ホースに残っていた水が、協力企業の作業員1人の全面マスクに掛かる事象が発生。
 当該作業員の口元に汚染が確認されたため、ホールボディカウンタによる測定を行った結果、放射性物質の内部取り込み無しと診断
9/29pm07:05福島県いわき市三和町で震度5強の地震発生。震源は陸地に近い福島県沖、深さは浅く、規模はマグネチュード推定5.6。陸地に近いため津波の心配はないという。同日pm07:29保安院は、福島第一・第二原発異常なしと発表
9/30文部科学省は、福島第1原発事故で飛散したとみられるプルトニウム:Puが福島県双葉町、浪江町と飯館村の計6カ所から原発敷地外で初めて検出されたと発表。量は、過去に行われた核実験で日本各地に定着したPuの量の範囲内に
 収まっているという。調査した土壌は、6/6~7/8福島第1原発から80Km圏内にある市町村100カ所の土壌で、測定の結果、3町村の各2カ所でPu-238最大4.0Bq/m2を検出した。<9/30jijicomの内容を含む
 ※東電は原発敷地内ですでにPuを計測しており、量が少ないことで、問題視していないようだ。東電発表の単位はBq/Kg、文部科学省の発表はBq/m2
   東電発表の敷地内の値と比較する場合は、65で割って比較できるという。(Pu-238:4.0Bq/m2≒0.062Bq/Kg, Pu-239:11.0Bq/m2≒0.23Bq/Kg, Pu-240:11.0Bq/m2≒0.23Bq/Kg ※換算条件: 1m×1m×表層5cmの土)
■福島第二原発
9/14pm2:05、4号機の残留熱除去系(RHR)Bから残留熱除去系(RHR)Aへの切り替えのため、残留熱除去系(RHR)ポンプBを停止。その後同日pm2:17、残留熱除去系(RHR)ポンプAを起動
9/25am10:57、1・2号機の残留熱除去系Bへの仮設電源供給ケーブルの移設工事に伴い、に2号機残留熱除去系Bを停止。同日am11:11に残留熱除去系Aを起動 <東電
9/26am06:25、1・2号機の残留熱除去系Bへの仮設電源供給ケーブルの移設工事に伴い、に1号機残留熱除去系Bを停止 <東電
9/26am06:25電源ケーブル工事のため、1号機残留熱除去系(RHR)Bを停止。同日pm04:15、1号機残留熱除去系(RHR)Bを再起動 <保安院第263報
 同日am06:12-pm03:31、1号機ディーゼル発電機(DG)Bおよび2号機残留熱除去系(RHR)Bを不待機状態
 同日am06:31-pm02:20、1号機ディーゼル発電機(DG)B ※内容不明記載なし
9/30pm6:00頃、1号機の残留熱除去機器冷却系Bポンプと電動機の接合部から軸受け用グリスのにじみがあることを確認し、10/01am9:58残留熱除去系Bを停止し、当該部の点検を開始
 原因はグリスを多めに充填したためと推定し、充填量を調整し、同日pm04:21残留熱除去系Bを復帰。残留熱除去系Bを停止中、原子炉冷却材浄化系より冷却が継続され、原子炉水温は34℃に止まり、9℃の上昇に抑えられた。
 

Jupiter