玉峰山森林公園(島根県東部の風景) Fukutomi design office  元に戻る TOP画面
 玉峰山は玉峰山森林公園内にあります。奥出雲町亀嵩と安来市広瀬町境当たり(亀嵩より)に頂上があり、コブが二つ並んだ様な形をしています。一般には山陰の名山の一つとか、出雲国風土記に登場する玉造りの神が宿る信仰の山として知られています。
 公園内山裾のほとんどは針葉樹が植樹され、林間広場や、キャンプ場,休憩施設などがあります。山へはハイキング道や登山道が整備され、初心者でも登ることができるそうです。登る途中に亀嵩川の源流があり、幾つかの滝と自然が造り出した奇岩を見ることができ、頂上からは日本海や島根半島を望むことができるそうです。
■住所:島根県仁多郡奥出雲町亀嵩(かめだけ) 地図:google
玉峰山(たまみねさん):
・標高 820.3m 付近で猿隠し山に次ぐ高い山
・水源 斐伊川水系>亀嵩川, 飯梨川水系>西比田川
・岩石 深成岩>粗粒黒雲母花崗岩
     窓岩,コウモリ岩,雄滝雌滝(侵食により滝ができやすい)
・植物 イワカガミ(高山性植物),周辺ほとんどが針葉樹
・動物 コウモリ(コウモリ岩洞窟に生息)
・展望 東西>中国山地(大山,船通山,三瓶)
     北>日本海,島根半島,宍道湖
■水源の森百選に認定 平成7年8月4日 林野庁認定
注:上記内容は公園内案内板に書かれていたものです。
 
 
 F094 撮影C:2007/11/01 玉峰山  #F094−1 撮影C:2007/11/01
 #F094−2 撮影C:2007/11/01 雄滝  #F094−3 撮影C:2007/11/01 子滝
 #F094−4 撮影C:2007/11/01 雌滝  #F094−5 撮影C:2007/11/01 糸滝
 #F094−6 撮影C:2007/11/01 雌滝  #F094−7 公園内の案内板内容
■玉峰山(たまみねさん):山名の由来
「出雲国風土記」(西暦733年)に「玉峰山郡家東南十里、古老伝之、山峰在玉上神、故云玉峰」(山の峰に玉作りし社が、あったので玉峰と云う)と記されています。この玉作神社は、現在「湯野神社」に合祀されています。神話によると「イザナミノ命」により日本で初めて樹木が植えられた植林発祥の山とされています。

■雄滝(おだき):総落差20mの滝。リョウメンシダ、ジュウモンジシダを初めとするシダ・コケ類、ウワバミソウ・ダイモンジソウ等の日陰や水辺を好む植物が多く、頭上にはヤマグルマが茂っている。

■雌滝(めだき):両側の岸壁に大岩が挟まれた形は自然造形の妙で、大岩をくぐり流れ落ちる様は雄滝に比べ優しさを与えるとともに、左頭上には大フジ、右には桧林に囲まれた薄暗さが神秘性を高めている。


補足資料


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